単純にマンション投資を解明

ルーフバルコニー付きの住戸が多くなるのは、上下の住戸が斜めに重なっているからだ。 もう少しわかりやすく説明すると、通常のマンションでは、101号室の真上に201号室がのり、その上に301号室がのるといった具合に住戸が積み重ねられる。

積み重ねた結果、建物は塔になる。 この塔を急な斜面に持ってゆき、斜面に沿うようにしてみる。
すると、101号室の斜め上に201号室がのり、その斜め上に301号室がのる形になる(図参照)。 これが、斜面マンションの構造なのだ。
図を見てわかるとおり、住戸がずれて重なる結果、101号室の屋根は、201号室のルーフバルコニーとして活用できる。 201号室の屋根は301号室のルーフバルコニーに。
この結果、斜面マンションではルーフバルコニー付きの住戸が多くなるのである。 また、斜面マンションでは、各住戸に出入りする方法も通常と異なる。
通常のマンションでは建物の裏側に共用の廊下や階段を設けることになる。 が、斜面マンションの場合、山肌にべったりのっているため、建物の裏側は地面で、廊下や階段を設けることができない。
そこで、出入りする通路は、住戸と住戸の間に設けられる。 先はどの例でいうと、101号室、201号室、301号室という列の横に、102号室、202号室、302号室という列をつくり、列と列の間に外階段を設ける。
この外階段を使って出入りするわけだ。 列と列の間に外階段を設けるため、住戸の独立性が高い。
これも、斜面マンションの長所の1つだ。 以上、斜面マンションには長所が多い。
半面、短所も少なくない。 短所のなかで最大のものは、湿気がたまりやすいということだ。

家の中の湿気を取り除くためには、「風が通る」ことが大切。 南側の窓から入ってきた風が北側の窓から出てゆく。
この通風性が確保されないと、家の中に湿気がたまりやすい。 その点、斜面マンションはどうだろう。
南向きに建設されている場合、北側は斜面であるため、風が抜けない。 つまり、致命的に風の通りが悪いのだ。
加えて、外階段で出入りするため、疲れるという欠点もある。 斜面マンションを買うときには、どんな湿気対策を施しているか、出入りを楽にするためのエレベーターはあるのか、といったことをしっかりチェックする必要がある。
家の敷地に面する道路は南側がいいか、北側がいいか心一戸建ての敷地は、幅4m以上の道路に2m以上接していないと、建物が建設できないことになっている。

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